Webデザイナーは稼げる?将来性は?Web業界15年の経験から語ります。

Webデザイナーとは

こんにちは、りょうちんです。

未経験でWebデザイナーを目指している方は、実際に稼げるのかとか、将来性はあるのかとか、不安になることもあるのではないでしょうか。

結論から書いてしまうと、Webデザイナーは手に職をつけられる仕事ですし、将来性はあります

ただ、高収入を得られるのかというと…

正直、エンジニア(プログラマー)で年収が1,000万円超える人はいますが、Webデザイナーでそこまで稼ぐ人は残念ながらほぼいません。

ただ、将来的にWebデザインスキルに付加価値をつけていくことで、高収入な職種にもなります。

その辺のお話を、詳しくご紹介していきます。

Webデザイナーは稼げるの?

Webデザイナーは実際、どれくらい稼げるか知りたいところですよね。

求人・転職サイトdodaの情報を引用すると、下記のように書かれていました。

Webデザイナーの平均年収 348万円

※2018年9月~2019年8月の1年間にdodaエージェントサービスに登録した人の平均年収データを職種別に集計

求人・転職サイト https://doda.jp

正直、これはだいぶ低いなと思いました。自分の周りにもこんなに年収が低い人はいないと思います…。

この平均年収が低い理由は、全国平均で主要都市以外の年収も含まれていることが影響していると思います。

(逆に言うと、主要都市や特に東京の平均年収が飛び抜けているので、そういったところでないと稼げないということになります。)

ただ、やはりWebデザイナーは、平均年収より大幅に高くならないことは確かです。

その理由は収入を得る仕組みを知れば、わかってきます。

受託制作をやっていると、年収が頭打ちになる

制作会社など他社からWebサイト制作を受注する仕事を、受託制作といいます。

Webデザイナーはこの受託制作で、Webサイトを作ることになります。そうすると、自分の手を動かした分で給料が決まってしまいます

Webサイトを作ってお客さんに納品した分が、会社の収入になるからです。

有名な制作会社は付加価値をつけてサイト制作の単価を上げていますが、それでも社員の給料が他の制作会社より飛び抜けて良いわけではありません。

デザインのレベルが上っても、給料は頭打ちになってしまうでしょう。

ではどうするか。

それは、この後にご紹介する職種などにステップアップすることが、収入を上げるポイントになります。

将来的にはWebデザイナーから他の職種に、ステップアップを目指そう

では、Webデザイナーからどんな職種にステップアップすればよいでしょうか。

それは下記のような職種です。

  1. Webディレクター
  2. フロントエンド・エンジニア
  3. UI/UXデザイナー
  4. アートディレクター

こちらもDodaの平均年収を見ると、先程のWebデザイナーより100万円近く平均年収が高いです。

例えば、下記のような感じです。

※UI/UXデザイナーは新しい職種であることもあってか、Dodaには情報がありませんでした。

Webディレクター 446 万円
Webサービスエンジニア 429 万円
アートディレクター 465 万円

※2018年9月~2019年8月の1年間にdodaエージェントサービスに登録した人の平均年収データを職種別に集計

求人・転職サイト https://doda.jp

どれも、Webデザイナーからステップアップできる職種です。

それぞれ、スキルや適正が異なってくるので、ご自身に合いそうな道を目指しましょう。

ちなみに自分は、

Webディレクター

Webデザイナー兼フロントエンド・エンジニア

UI/UXデザイナー <-いまここ!!

という流れで進化しています。

UI/UXデザイナーは自社サービスの開発に携わります。売れている自社サービスの会社なら収入が安定しており、予算もあるので給料が高くなってきます。

副業で稼げるのは利点

受託制作は、収入が頭打ちになってしまうと先程書きました。

しかし、受託制作の良いところは、副業でも受注できる案件がたくさんあるところです。

特に、本業が定時で帰れたり主婦の方など、時間が読める方にはWebデザインは副業としておすすめです。

在庫を抱えることもないですし、家賃といった固定費もないので挑戦しやすいです。

(なんなら、自宅の家賃や電気代の一部を経費として計上することもできます)

さらには、本業が潰れたときの保険にもなります

Webデザイナーの将来性は?

次にWebデザイナーの将来性についてです。冒頭でも書きましたが、Webデザイナーの将来性は非常にあると思っています。

詳しく説明していきます。

Webデザイナーがより当たり前の存在に

現在ではほとんどの企業がWebサイトを持っていて、今後も企業が自ら運営していくWebサービスが増えていきます。

そんななか、Webデザイナーはより一般的な職種として、様々な会社に必要になっていくと思います。

社内にWebデザイナーがいれば、スピーディーに高品質な自社のWebサービスを運営・更新していくことができます。

今後、Webデザイナーの就職先は制作会社以外に、インハウスのデザイン部署で働く選択肢も増えて、より需要が増えていくと思います。

エンジニア(プログラマー)より将来性がある!?

今後、プログラミングせずにWebサービスが作れるシステムがどんどん増え、エンジニア(プログラマー)という職種がなくなるかもしれません。

Webサイト制作ではWixやOwndといった、コーディングが必要ないWebサイト制作サービスも増えています。

それらのサービスは、ある程度デザインのテンプレートが用意されておりますが、他社と同じデザインにならないようにするには、オリジナルのデザインのカスタマイズが必要になってきます。

なので、オリジナリティーなど人が判断することが必要になってくるという点で、Webデザイナーはエンジニア(プログラマー)より息が長い職業なのではと、個人的には思っています。

ただ、最近はWebデザインをAIで開発するサービスを作っているスタートアップも出てきているようです。

どの職種もそうですが、Webデザイナーも時代に合わせて進化していく必要があるでしょう。

Webデザイナーはコロナ禍に強い職種

新型コロナウイルスの影響で多くの人が自粛生活をし、リモートで仕事するのが当たり前になりました。

Webデザイナーはこの大変な出来事にも非常に強い職種です。自分の周りでは働き方も求人も変わっていません。

ちなみに、個人的には収入が減るどころか、増えました。

副業でやっているWebサイトで、コロナの案内でWebサイトを変更してほしいという依頼がきたり、本業の方も需要が増しているからです。

一方、知り合いのアパレル関係の人は自宅待機になり、給料が60%になったと聞きます。

コロナの第2波や、今後の未来の備えとしても、これを機にWebデザイナーに挑戦するのは、非常にアリだと思います。

まとめ:Webデザイナーには将来性あり。ただ、収入を上げるには進化していく必要がある。

Webデザイナーは在宅でもでき、手に職をつける点で、今後も強い職種だと思います。

そして、Webデザイナーを土台にスキルアップすると収入も増えます

自分は30代後半ですが、これまでさまざまなスキルを身につけ、年収も順調に上がっています。

年功序列もなくなりつつあり、コロナやどんなことがあるかわからないこの時代、ぜひWebデザイナーに挑戦してみてください。

もし転職などでお悩みなどあれば、このページの下にあるコメント欄からコメントください。できるだけお返事します。

では、まったね〜(^_^)/~

コメント

タイトルとURLをコピーしました