新コロナウイルスで大変な時期ですが、テレワークがしやすいIT・Web・インターネット業界に転職を考えている方もいるかと思います。
先に結論から書いちゃうと、正直Web・インターネット業界への転職は非常におすすめです。
自由で応用が効きやすい仕事ですし、実力があれば、学歴とか関係ありません。
現に、今の僕の職場では、高卒も東大卒も同僚として働いています。
でも、いいことばかりじゃないんでしょ?と思った、そこのあなた!
たしかに、メリデメや相性があります。そのへんを詳しく解説します。この記事を読んで、転職の参考になると嬉しいです。
Web・インターネット業界に15年以上働いてるりょうちんが、現場からお伝えしまっす!
Web・インターネット業界というよりサービスに、コロナの影響あり
テレワークしやすいこの業界ですが、実は業界より扱っているサービスや商品の方が重要だったりいます。
家に『物や体験を届ける』サービスは成長傾向に
今、需要が伸びているのは、動画配信やネット回線プロバイダなどがわかりやすいですね。
また、ECサイト(ネット通販)では、扱う商品によって左右されています。
例えば、
- 家電など家で使うものは伸びている
- 化粧品など外出するときに必要なものは、業績は落ちている
といったかたちです。
他にも、リアル店舗では厳しい飲食関係は、UberEatsや出前館など、宅配関係なら伸びています。
あとは、この機に注目集めているのは、ネットスーパーやe-ラーニングなどの教育系。
このような、新しい成長分野もできてきています。
『人を動かす』サービスは変化の激しい世界に
心配なのは旅行や航空券を買うようなサイト運営。
今、人がなかなか旅行に行けない中、コロナが落ち着くまで持ちこたえられるのか心配です。
あとは、不動産探しなどのサイト運営でしょうか。
ただ不動産は新しい家探しの形など開拓していくでしょうし、家探しはなくならないので、コロナと共存しながら発展はしていくでしょう。
また、プロモーションサイトやLPなどを作るWeb制作会社も、発注する企業側の動きが目まぐるしく変わっていくので、変化が激しく大変だと思われます。
家に物や体験を届けるサービスの需要は伸び、人を運ぶサービスは厳しそうです。
Webデザイナー・エンジニアは今の時代でも転職しやすい
今スマホが当たり前の世界になり、Web・インターネット業界では、どんどん新しいサービスが生まれたり、成長していったりしています。
その中で、デザイナーやエンジニアがいないとサービスが作れないので、転職は完全売り手市場になっています。
たとえコロナで勤めている会社の業績が悪化しても、身軽に他社へ転職できます。
(年齢などで個人差は多少ありますが…)
求人自体は減っていない
求人に関しても、減ったという話を聞きませんし、Zoomなどでのリモート面接なども積極的にやっています。
ネットが得意分野なので、こういったITを駆使した最先端の試みをどんどん行っています。
デザイナー・エンジニアは会社がだめでも、副業や独立がしやすい
デザイナー・エンジニアは、ある程度技術が身につくと、会社も関係ないですし、家で仕事もできるので、独立や副業がしやすいです。
副業OKの会社も他の業界より多いです。副業NGにすると、技術力のある人が取りづらくなるからです。
横のつながりが多い業界なので、元同僚に仕事を振ってもらったり、お客さんを紹介してもらいやすいです。
パソコンだけで働けるので、リモートと相性が良い
なんと言っても、パソコンとネット回線があれば、仕事ができます。店舗も設備も要りません。
強いて言うなら、良い椅子くらい。(長時間座るので、腰にきます。)
チーム開発などでは、リモートで少しコミュニケーションのストレスはありますが、仕事が大幅に遅れることはありません。
働き方が柔軟な業界
若い会社が多く、売り手市場なので、働く側が心地よく働ける会社が多いです。
そうしないと優秀な人が採れないからです。
ITリテラシーも当然最先端なので、コロナでも違和感なくリモート作業をすることができました。
コロナでも、ほぼ変わらなく働けています。どこかに行けないストレスはありますが、それはどの仕事も同じ。
デザイナー・エンジニア職のデメリットは…
柔軟な働き方ができますが、デメリットもやはりあります。
労働時間が長い会社が多め
労働時間はやはり長めの会社が多いです。特に受託制作系の会社はハードです。
既存の完成品があるわけではなく、毎度新しいものを作り続けるので、完成形を模索しながら働くことになります。
期限に間に合わないとデスマーチになったり、労働時間がどんどん増えていきます。
ただ、すべてがそうではないので、会社をよく調べて転職することをおすすめします。
よかったら下記の記事も参考にどうぞ。
最初は給料が低い
小さい会社は給料が低いことが多いです。IT奴隷などとよく言いますが、長時間労働で低賃金になってしまうパターンがあります。
ただ、誰もが知るメガベンチャー『メルカリ』『mixi』『サイバーエージェント』などは給料が高いです。
また、大手企業のインハウスなども給料高くて労働時間が安定しています。
運動不足で不健康になりがち
ずっと座りっぱなしなので、運動不足になりがちです。
さらに、仕事しながらお菓子を食べちゃったりしがち。
まあ、でもこれは本人の気持ち次第でもあります。できる人はやはり定期的に運動する時間を作ってやっています。
長時間労働、食事はカップ麺、運動不足とか最悪なパターン。
未経験でWebデザイナーやエンジニアに転職できる?
基本的に未経験では転職がむずかしい
基本的には専門技術職なので、未経験でWeb業界に転職するのはむずかしいです。
未経験の方がWebデザインやプログラミングをたくさん勉強したとしても、実際の仕事の実績がないと、就職面接を突破するのは難しいでしょう。
ではどうするか。
未経験の場合は、次の2つやり方があると思います。
- 会社を紹介してくれる業界と繋がりがあるスクールに行って転職する
- クラウドソーシングなどで受注し、自力で実績を作って転職する
といった方法です。
しかし、クラウドソーシングは案件を受託できるまでが試行錯誤ですし、個人的には業界と繋がりがあるスクールに通ったほうが近道だと思います。
無料相談をやっているスクールが多いので、一度プロに相談してみると不安が解消されると思います。
テックキャンプは自宅で無料キャリアカウンセリングが受けられる
プログラミングやWebデザインが学べるテックキャンプでは、無料キャリアカウンセリングをやっているので、興味があればまず聞いてみましょう。
しかも自宅からできるオンラインカウンセリングです。
スクールのことはもちろん、キャリアのことも相談できます。
未経験でやっていけるかなど、プロに不安を聞いてもらいましょう。
無料キャリアカウンセリングはこちら⇒デザインで自分らしい人生を手に入れる。未経験のためのデザイナー養成スクール
印刷物のデザイン経験者なら、Web業界未経験でもチャンスはある
下記の記事でも書いていますが、印刷物のデザイナーの方は工夫をすれば採用してくれる会社はあると思います。
ただ、少し前に書いた、メガベンチャーなど有名な会社がちょっと厳しいかもしれません。
学校はお金がかかるけど、学歴関係なく仕事ができる様になるので、良い投資だと思います。
まとめ:コロナには強いし、デザイナー・エンジニアは環境に左右されにくいので転職におすすめです
コロナで世の中が変わってしまいましたが、インターネット・Web業界のデザイナー・エンジニア職は変わらず働けています。
さらに、僕は副業でもコロナ対応でWebサイト制作の依頼が来たり、むしろ収入が増えました。
今後リモートできる職種とできない職種とで格差が生まれていくという話もよく聞きます。
これを機にWebデザイナーやプログラマーを目指すのは非常におすすめです。
では、まったね〜(^_^)/~
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