こんにちは、りょうちんです。
Webデザイナーやプログラマーは、もともと在宅でリモートワークがしやすい職業です。
さらに世間的にも新型コロナウイルスの影響で、リモートワークの敷居は一気に下がりました。
そんなこともあって、特に子育てと仕事の両立という点で、リモートワークに魅力を感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回は、2人の子供のパパでもある僕が、子育てのリアルな話を交えて、デザイナーのリモートワークについてご紹介したいと思います。
リモート中心生活になってもうすぐ1年経ちます。今年は一度も出社してません。
正直リモートワークは、子育てにメリットが大きい
結論から書くと、リモートワークは仕事からすぐ家庭に戻れるという点でメリットが大きいと思っています。
ただ、逆に仕事と家庭の切り分けが曖昧になる難しさもあります。
なので、リモートワークに憧れすぎるのも禁物ですし、逆に注意点など知っていれば将来「こんなはずじゃなかった!」とはならないと思います。
それでは詳しくご紹介していきましょう〜!
移動時間がないのはメリット。仕事が終わったらすぐに家庭へ。
毎日の移動時間がないのは本当にメリットです。
僕の場合は通勤に片道45分くらいかかります。帰りは買い物などなにかしら寄り道しがちで、なんだかんだ往復2時間くらいかかります。
これが1週間だと『2時間×5日=10時間』になるので、通勤がないと相当な時間を自由にできます。
おかげで、僕はこのブログを始められるようになりました。毎日の積み重ねで自己投資ができるので、この点は大きいメリットです。
あともう1つメリットがあります。それは、出勤の準備に手間がかからないこと。
出勤日は、携帯・財布・仕事に使う資料・PCなどなど、持っていくものの準備に意外と時間がかかるものですが、リモートだと毎回用意しなくてよく、座れば仕事が始まります。
服装も外に行くほどしっかりしなくて済みます。特にミーティングで映らないズボンはラフで過ごしやすい格好でOKです。
子供が小学生になると、放課後の時間が自由に使える
うちの上の子は小学生1年生で学校終わったら学童に行き、17時には1人で帰宅します。
僕は仕事が18時ごろに終わるので、それからすぐ子供とお風呂に入り、夕飯、寝かしつけの流れになります。
一方、出社していると17時に帰宅するのは難しく、子供を学童で19時まで見てもらうことになります。そして、その時間だと親がお迎えに行かなくてはなりません。
この違いは、ほんの1時間ちょっとの差なのですが、19時過ぎに帰ってきて夕飯・お風呂・宿題・寝かしつけなどしていると、かなり夜が慌ただしくなります。
仕事が終わったら家ですぐに子供の世話をできるのは、本当にありがたいです。
さらに、今後子供が中・高学年になってくるともっと長い時間を子供1人で過ごせるようになり、学童に行かずに帰宅できるようになるでしょう。
そうなると学童の費用もかからず、親も目の届きやすいところに子供がいて安心です。
子供も限られたことしかできない学童にいるより、家で過ごすもよし、友達と遊びに行くのもよし、勉強するのもよし(勉強してほしい…)と、好きなことをすることができます。
幼児以下の子供が家にいるときは、仕事ができないと思ったほうがいい。
小学生の子供が家にいても比較的仕事もできるのですが、正直、幼児以下の子供が家にいるときは全く仕事ができないと思ったほうが良いです。
よく広告で赤ちゃんを隣に置きながら「子育てしながら在宅ワーク」的な表現を見ますが、現実はだいぶ無理があります。
小学校低学年でも親が仕事中に1人で耐えられるのは1時間くらいです。
幼児ならすぐ仕事しているところに来て「お腹すいた」「遊んで〜!!」となってしまいます。さらに乳児ならもちろんもっと無理です。定期的に泣きますし。
幼児以下のお子さんがいるときは、在宅でのリモートワークでも子供を保育園に預けるのは必須になります。
スキマ時間に家事をできるのはメリット
育児の話をしてきましたが、今度は家事のお話です。
在宅だと、休憩中にさっと夕飯のお米を炊く準備をしたり、洗濯機を回したり、ちょっとした家事をすすめることができます。
会社に通っているときより柔軟に家事ができて、だいぶ便利です。
また、昼休みなど空いた時間にネットスーパーを使って食材を頼めば、平日でも受け取ることができます。(受け取り時間はミーティング時間を避ける必要はありますが)
家にいるので、家事がすごく効率化され、リモートになってから家の快適度がだいぶアップしました。
逆にスキマ時間を使い過ぎに要注意!
家のことがスキマ時間にできるのはいいのですが、逆に家事をやりすぎると本来の仕事が進まなくなってしまいます。
まあ、当たり前ではありますが…(^_^;)
でも油断すると家での時間ってすぐ過ぎちゃうんです。
僕もちょっとコーヒー淹れて、ちょっと掃除をして〜などやってたら30分くらい普通に過ぎてる!!ってことがたまにあります。
たまにですよ、たまに。ほ、ほんとですよ…(;´∀`)
なので、僕は休憩は1時間に10分くらいにして、その中でできるライトな家事(例えば洗濯機のボタンを押すなど、ボタン押せばできるくらいの家事)に抑えておくほうが良いと思います。
また、家事ならまだ良いですが(良くないけど…)、SNS見ようが昼寝しようが、サボろうと思えば家ならなんでもできてしまいます。
そこで僕が気をつけているのは、労働時間の時間帯を家でもを強く意識することです。
業務開始を9時、就業時間を18時と明確に決めています。(デザイナーは裁量労働制である場合が多いので、仕事の時間が比較的自分で決めやすいです)
そして時間になったらきっぱり仕事を終えて、家庭に戻るようにしています。
このあたりの時間管理は自由である反面、強い意思が必要なので難しいところでもあります。
在宅のストレスは気づかないうちに溜まる!こまめに気分転換を。
通勤がなくなり、仕事・家事・子供の世話とずっと家で日々を過ごすことが多くなります。
出社すると途中でカフェでまったりしたり、社内で同僚と雑談したりなど、日々変化があり気分転換になります。
在宅のリモートワークはそういったことがなくなるので、知らないうちに変化があまりない生活になり、気分が落ち込むなどストレスになったりします。
僕もリモート生活の最初はそのことをそこまで深刻に考えていなかったのですが、久々に出社したらすごく外の刺激に影響されて、想像以上にウキウキわくわくしたことに驚いたことがあります。
その時「ああ、結構ストレス溜まってたんだな…」と初めて自分のストレスに気づくことができました。
YouTubeでどなたかが言ってましたが、ストレスは本人では気づきづらく、気づいたときは鬱になっていたりするようです。
なので、朝少し散歩するのを日課にするとか体を動かすことと、たまにはUber Eartsなどで外食を頼んで気分転換も工夫していく必要があります。
デザインを誰かに気軽に相談できない。
最後にデザイナー特有の注意点です。
会社にいると、デザインしたら誰かに見せて意見を聞いたり、何らかのフィードバックをすぐに受けられます。
リモートワークだと、わざわざ誰かの予定をおさえてミーティングしてとなるとちょっとハードルがあがり、相談しづらくなります。
更にエンジニアにデザインを説明するのも、ミーティングでイマイチ相手の反応がわからなかったり、向こうが疑問に思っていながらデザインを実装して上がってきたものが意図と違ったり、コミュニケーションの難易度が上がります。
最近では、軽い相談はSlackなどのチャットツールで行い、話さないと伝わらないものはZoom会議にしたり、コミュニケーションツールの使い所がだいぶ慣れてきました。
リアルとリモートでは想像以上に別のコミュニケーション方法を模索する必要があります。
まとめ:子育て世代の在宅ワークはメリットが多い
いかがでしたでしょうか?
在宅でのリモートワークの難しい点も多々ありますが、子育て中のパパ・ママには在宅でのリモートワークはメリットが大きいと思います。
特に、好きな仕事を家でしつつ、成長していく子どもたちのそばにいれるのは本当に幸せな時代になったなぁと思います。
出社していたときは、大体21時に帰っていました。それが、今は仕事が終わったら速攻子供とお風呂に入り、家族みんなで夕飯が食べれれるのがいいですね。
デザイナーを目指していて、在宅でのリモートワークにも惹かれているのであれば、迷わずオススメ!の職業と言いたいです。
テレワークのお仕事を探される方は、テレワークの仕事を探せる「テレラボ」など使ってみ手はいかがでしょうか。
その他、この記事だけではわからないことなど、ページ下のコメント欄やツイッターのDMをいただければお答えします。
では、まったね〜!(^_^)/~
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